事業案内
Business

事業紹介

「創意工夫」の先進力技術で、多彩なニーズを具現化する

徹底した品質管理と合理性を実現。万全の体制のもとに、お客様の各種オーダーに応えています。

当社の事業は、金属剪断用刃物製造部門と大径円鋸刃製造部門(ソーブレード)の二本の柱で形成されています。金属剪断用刃物は大阪工場で、ソーブレードは奈良工場で、それぞれ製造並びに再生をしています。
また草加市には、東日本地区の再研磨やワイヤーカットによる加工専用工場として、東京工場を開設しています。

  • 大阪工場
  • 奈良工場
  • 東京工場

金属剪断用刃物の中には、シャーナイフ(直刃)、ロータリーナイフ(丸刃)、熱間切断専用刃物、リサイクルや産廃処理機用各種刃物があります。ソーブレードは、ホットソー、コールドソーと呼ばれる、高炉や電炉の圧延工程で使用されるφ1000~2500mmの円鋸刃です。

よりよい製品造りのために
当社の製品はすべてが特別注文品です。

お客様の作業内容を伺い、最適な素材を選定し、形状や熱処理などを社内で検討して、最良と考えられる製品をお客様に提案します。そのためにマシニングやワイヤーカット、CAD・CAMを定期的に更新し、常に最新の設備で製品造りに励んでいます。さらに当社スタッフは、「能力の向上」「技術の向上」「精度の向上」「生産性の向上」「コストの低減」の5つの目標を掲げ、常に『創意工夫』する努力を続けています。このように製作して納めた製品は、日本国内はもとより世界各国のお客様から絶賛されています。そして製品を納めた後も、お客様との繋がりを大切にして、常に情報交換を行い、製品品質の向上に役立てています。

製造工程

  • 打ち合わせ

    •  打ち合わせイメージ

      刃物の種類やお客様の使用条件に合わせて最適な品物を製作すべく、営業部と製造部が打ち合わせを行います。

  • 仕様決定

    •  仕様決定イメージ

      打ち合わせによって刃物の鋼種、硬度等を決定します。必要な場合には弊社の営業担当者と技術担当者がお客様を訪問し、詳細な打ち合わせをさせて頂きます。

  • 素材選定

    •  素材選定イメージ

      選定した素材を切断し加工工場へ運び込みます。

      弊社は成分を指定して製作させた刃物用鋼を多数保有していますが、各製鋼メーカーの特殊鋼も在庫しています。

      適切なサイズの素材が無い場合は素材を鍛造します。これで非常に大きな刃物を製作することも出来ます。

  • 成形

    •  素材選定イメージ

      加工工場へ運び込まれた素材を適切な寸法に削ります。

      その際に素材の傷や曲がりもチェックします。

      マシニングなどのNC加工機によって、素材を刃物の形へと加工していきます。

  • 熱処理

    •  素材選定イメージ

      金属の塊を刃物にする最も重要な工程です。
      弊社は複数の熱処理炉を所有しており、材質や目的の硬度、製品の大きさによってそれらを使い分けています。

  • 研磨

    •  素材選定イメージ

      加工の最終工程である研磨では、製品の「仕上げ」を行います。
      ハンマーでの歪み取りや、サンドペーパーによる曲面仕上げも、弊社の研磨作業者による、卓越した技能により実現しています。

  • 検査

    •  素材選定イメージ

      熟練した専属の検査員が検査を行います。